みなさまこんにちは!
本日は、個人的に少し気になったニュースがありましたので取り上げてみました!
それは私の大好きな両学長様🦁のYouTubeで知った、
年間370万円稼ぐ人は世界の上位1%に入っているというニュース。
日本の平均年収は手取りで約393万円(2021年現在)ですから「多くの日本人は世界の1%に入っている」ということになります。
生まれる国は選べないというのに、なんとも不平等な世の中だな…と実感させられました。
そして、このニュースを見てふと思い出したのが、
世界の実情を100人の村に例えた「世界がもし100人の村だったら」という本です。
この本は2001年に発売され、私が小学生の頃ものすごーく流行りました!
先程のニュースを聞いて、この本を最近のデータで作るとどうなるか気になってきたワタクシ。
そこで2020年のデータと、2001年のデータを比較しながら調べてみました!
多少の誤差はあるかと思いますが、暖かい目で見守っていただけると幸いです。
今回の記事は総務省統計局:世界の統計2020や、国際NGOオックスファムの発表などを参考に作成しました!
〜目次〜
世界がもし100人の村だったら(2001年/2020年)
2001年 | 2020年 |
世界の人口は約63億人 この世界を100人の村に例えてみていきましょう 男性は52人、女性は48人 子供が30人、お年寄りは7人 アジアに住む人が61人 アフリカに住む人が13人 南北アメリカに住む人が13人 ヨーロッパに住む人が12人 南太平洋地域に住む人が1人 人口が最も多いのは中国で17人 言語は中国語が17人、 英語が9人、 スペイン語が6人、 その他はロシア語、ヒンディー語、ポルトガル語、日本語、アラビア語などを話す 読み書きができる人が86人、できない人が14人 1人は大学まで行くことができ, パソコンを所有し、使用できる人は2人 屋根付きの家に住んでいる人が78人、ないのが22人 安全な水を飲める人が83人、飲めない人が17人 飢餓で死にそうな人が1人、栄養不足な人が20人、しかし肥満が15人 6人が富の59%を所有し、74人が39%、20人で残りの2%を分け合っている | 世界の人口は約77億人 この世界を100人の村に例えてみていきましょう 男性は50人、女性は50人 子供が25人、お年寄りは9人 アジアに住む人が60人 アフリカに住む人が14人 南北アメリカに住む人が15人 ヨーロッパに住む人が11人 人口が最も多いのは中国で19人 言語は中国語が12人、 英語が5人、 スペイン語が5人、 その他はロシア語、ヒンディー語、ポルトガル語、日本語、アラビア語などを話す 読み書きができる人が83人、できない人が17人 7人は大学まで行くことができ、 パソコンを所有もしくはシェアで使える人は22人 屋根付きの家に住んでいる人が77人、ないのが23人 安全な水を飲める人が87人、飲めない人が13人 飢餓で死にそうな人が1人、栄養不足な人が15人、しかし肥満が21人 1人が富の82%を持っており、48人が1日2ドル以下で生活している。 |
気になるところにマーカーを引きました。
関連する情報も調べてみましたので、早速見ていきましょう!
気になるポイント
気になるポイントは以下の通りです。
- 人口増加と少子高齢化
- 教育体制
- ライフライン
- 貧富の差
順番に見ていきましょう!
人口増加・少子高齢化
2001年63億人だった人口は、わずか20年で77億人まで増加しています。
国連の試算によると、世界人口は2050年には97億人、2100年には110億人まで増えて頭打ちになるそうです。
人類増えすぎ!と思わずツッコミを入れてしまいます笑
そして2001年には子供が30%お年寄りが7%だったのが、2020年には子供は25%お年寄りが9%と、少子高齢化が進んでいるのがわかります。
通称「金の亡者」としては
年金は・減ってもいいから・貰いたい(amuu 心の俳句)
教育関係
この20年で大学に行ける人が1%から7%まで増えたというのはちょっとびっくりしました!
日本にいると実感できないですが、世界の大学進学率は増えているようです。
ちなみに文部科学省の調査によると、日本の大学進学率はざっくりだと約60%、世界32位(2020年)と微妙な数字。
しかし韓国やアメリカなど海外留学者を積極的に受け入れいている国は、大学進学率は70%以上と日本より10%以上も多いようです。
まあ大学進学率が高いからといって必ずしも優秀な人材が増えるわけではないのですが、大学へ通いやすい環境がこれぐらい整ってますよ〜という目安にはなるのかな〜と思います。
またここ最近のIT技術の普及はめざましく、パソコンを使える人が2%から22%へ増えているのはすごくびっくりしました!
もはや良い学歴を手に入れるよりも、パソコン技術を磨くことの方が、より手軽で身近な世の中になっているのでしょうか。
時代に乗り遅れないように、パソコンスキルを頑張って磨かせていただきます
ライフライン
世界には、まだ水道や電気などのライフラインの整っていない地域がたくさんあるのはわかっていましたが、安全な綺麗な水を飲めない人が2020年になっても13%いるのはショックでした。
水が飲めないということは水道設備が整っていないということですから、水を使うあらゆること(食事、医療など)が全て整備されていないということです。
少しでも早く水道設備が世界に行き渡るように祈りながら、メルカリでユニセフに3000円だけ寄付しました!
(ドケチでも少しぐらいなら寄付とかはするタイプ)
興味がある方はユニセフやJICAのホームページからぜひ!
衝撃すぎる貧富の差
私はこれはものすごい衝撃でした!
2001年のデータ(6人が富の59%を所有)を初めてみた時もびっくりしましたが、2020年には1人が富の82%って…
いくらなんでも貧富の差がありすぎて、「ええ゛っ!!」と思わず声が出ました!!!!笑
だってつまり、残りの18%の富で、世界の99%の人々は生活しているということですよ?
もはやノーコメント…言葉でず汗
このデータはスイス金融大手クレディ・スイスによる家計資産のデータをもとに推計されているので、まあまあ正しい数字なのではないかと思います。気になる方は、ぜひ調べてみてください。
最後に
さて、衝撃の「1人で富の82%所有」の事実は一生忘れないですねえ笑
ですが私が一番言いたかったのは貧富の差の話ではありません。
この「世界がもし100人の村だったら」の最後の文を振り返りたかったのです。
この本は、最後にこのような言葉で締められています。
心をこめて生きてください
たとえあなたが傷ついていても
傷ついたことなどないかのように愛してください
まずあなたが愛してください
あなた自身と、人が
この村に生きているということを
もしもたくさんのわたし・たちが
この村を愛することを知ったならまだ間にあいます
人びとを引き裂いている非道な力からこの村を救えます
きっと
If the World were a Village of 100 People『世界がもし100人の村だったら』
池田香代子 マガジンハウス ISBN4-8387-1361-4
自分が幸せになりたければ、まずは自分が人を幸せにしよう。
自分が愛されたければ、まずは自分が人やこの世界を愛そう。
わたしたちの小さな一歩が、もしかしたら地球や多くの人々を救えるのかもしれない、と思わせてくれる本だということが言いたかったのです!
(でもなんだかメインがブレてしまいました笑)
少しでも楽しんでいただければ嬉しいです
それではまた明日お会いしましょう👋