〜目次〜
第2回!成長株へ投資する時のポイントについて
みなさまこんにちは!
成長株が好きだけどおすすめしきれない…
歯切れの悪いamuuです🙄笑
本日は第2回目ということで、私が成長株を選ぶ時のポイントをお伝えしていこうと思います!
第1回目では株を買う前に知っていて欲しいことや、売るタイミング・損切りについてお話ししました。
まだご覧になっていない方はこちらから見ていただいた方がわかりやすくて安心です!
☞【短期投資したい人へ①】おすすめできる成長株への投資方法やポイントとは?
個人的には色々本を読んだり実践して学んだことなので、無料で不特定多数の方へ大公開するなんてお得だと思ってます🥺
だけど、この記事を読むだけではなくご自分で必ず調べて投資してくださいませ💓
長期投資にも興味がある方は、こちらの記事もよろしければご覧ください💁🏻♀️
今日はめちゃくちゃ長いです笑
それでは本題へ参りましょう!
成長株を探すための中小型株ってそもそも何?
そもそも私が「成長株」と言っているのはどんな株のことかというと、中小型株の中で株価が高く評価され、継続的に成長しているものを指しています。
東京証券取引所の中小型株の基準は、以下のような定義になっています。
- 時価総額と流動性が高い上位100銘柄が大型株
- 大型株についで上位400銘柄が中型株
- それ以外が小型株
ちょっとわかりにくいので、私の基準としては大体以下のような基準です。
- 時価総額3000億円以上が大型株
- 500〜3000億ぐらいが中型株
- 500億以下は小型株
時価総額はこんな感じでチェックできます♪
株探 (https://kabutan.jp/stock/?code=6966) |
Yahooファイナンス (https://finance.yahoo.co.jp/quote/6966.T) |
ご自分の証券口座をお持ちの方は、銘柄をチェックする画面の指標という項目で大体見れると思います!
ちなみに、大型株でも大幅に値動きすることはもちろんありますが、頻度がかなり少ないです。
例えば100万円を2倍にするよりも、1万円を2倍にする方が比較的容易なのと同じように、
2兆円の会社Aの規模や売上げを2倍にするよりも、200億円の会社Bの規模や売上げを2倍にする方が比較的容易なのです。
私は大型株は株価が安定しているからこそ高配当なものが多いので、高配当株投資として大型株を持っています。
成長株投資の5ステップ!
大まかにおすすめできる成長株を探す手順を解説していきます!
今まで読んだ本などを見ていると、おそらく多くの投資家さんも似たような探し方だと思います✨
Yahooファイナンス、株探などで銘柄を発掘!
決算情報で売上高やEPSの伸びをチェック!
伸び方、移動平均線の上がり方、ボリンジャーバンド
市場の雰囲気と決算発表に注意!
順番に解説していきます♪
STEP1:銘柄発掘
四季報は読んだ方がいい?効率を取るならネットがおすすめ!
投資家がよく読んでいる会社四季報は現在オンラインでも見ることができます。
ですが、めんどくさがりの私は3年前に四季報デビューし、3回読み、本棚の肥やしにしてしまいました🤣
そんなめんどくさがりの人におすすめなのが、Yahooファイナンスや株探という株関連サイトです。
Yahooファイナンスで最も良く見るのは年初来値を更新した銘柄です。
年初来高値とは、1月〜12月の間で最も高い株価がついた銘柄を指します。
ただし、1〜3月は年初からといっても期間が短くてあまり意味がないため、前年の1月から見て(=昨年来高値と比較して)最高値を取った場合に年初来高値と呼びます。
勢いのある成長株は年初来高値を軽く更新してきたりします。
さらにそこから、上場来高値という今までの最高値を更新してくることもあります。
また、この年初来高値の欄に銘柄が増えてきたら景気がいい、減ってきたら景気が悪いという判断もできるため、市場の動向をチェックするのには欠かせない場所です!
株価はものすごく雰囲気に左右されます!市場の雰囲気や動向は必ず確認いたしましょう♪
株探の最高益更新銘柄から連続最高益の銘柄をチェック!
株探という株関連サイトでは、今期最高益更新という項目があります。
そこの連続最高益リストというところでは、
「事業を開始してから最も高い利益を出しており、かつ連続でそれを更新している銘柄」が一覧で確認できます!
つまりこの一覧に記載されている企業は絶好調ということです!
しかもコロナウイルスという未知のハプニングにも動じず増益しているのですからすごい!
この一覧は正直あんまり変化がありません笑
なので、企業が業績を発表する3ヶ月に1度ぐらいチェックしておけばOKです!
2月、5月、8月、11月ごろは株探の決算速報をチェック!
2月、5月、8月、11月ごろは決算発表の集中期で、かなりの企業が決算発表を行います。
大変ですが上方修正や過去最高益などと書かれている銘柄、できれば20%以上増益している企業を私はチェックしています!
STEP2:企業分析
STEP1で気になる銘柄が見つかったら、次に業績を確認して分析します。
企業情報ページをチェックしてみましょう!
私がみているポイントは以下の2点です。
- 売上高が前年同期比と比較して2桁増収続き(できれば20%以上増えているとなお良い)
- EPSの増加が前年同期比と比べて伸びている
順番に説明していきます!
売上高は必ずチェック!
売上高の伸びは、その名の通り会社の売り上げが伸びているかですので、その企業を分析する上での超重要ポイントです。
原則3ヶ月に1回決算発表がありますので、前年と比べて増えているかをチェックしましょう!
つまり、必ずしもずっと右肩上がりである必要はなく、あくまで前年度と比較して伸び続けていればOKということです!
なぜなら企業によっては、1年のうちの年末にものすごく売り上げたり等、シーズンによって売上高に差が出ることがあるからです。
EPSの伸びは重要!
投資判断する上でかなり重要なのがEPS=1株あたり純利益です。
株探というサイトでは修正1株益という項目で記載されています。
EPSとは簡単にいうと、会社の利益を株数で割ったらいくらになるかということです。
つまり、利益が増えればEPSは増加します。
また、実は株価というのはEPS×PER(株価収益率=その会社への期待度の高さ)で計算されているので、EPSの減少は株価の下落に直接影響してしまいます。
じゃあEPSだけ見てればいいんじゃないの?
と考える方のために注意点を1つ。
会社の利益というのは売り上げだけではなく、例えば持っているビルを売った利益なども含まれます。
つまり、EPSが増えていても売上が落ちている場合もあるということです。
この場合、売上が上がらずに切羽詰まって自社ビルなど会社の資産を売ったりしていることもありますので、売上高のチェックは必ず必要です!
STEP3:チャートをチェック!
STEP1、2でめぼしい銘柄を見つけたら、次はチャートをチェックします!
私がチャートをチェックするときには、Yahooファイナンスや株探ではなく、トレーディングビューというサイトを使っています。
一応株探でも見れるので、面倒な方はそちらでもOK!
私は初めに使ったのがこのトレーディングビューだったので、見やすく感じて気に入っています!
株探は無料で見れる範囲が狭いんですよねぇ…🙄
トレーディングビューで見たいのは、200日移動平均線という指標と、短期的に上がっていないかという2点です。
200日移動平均線をチェック!
トレーディングビューでの200日移動平均線の見方を簡単に解説していきます!
この200日平均移動線が上記のような上向きであれば、投資候補にあげてもOK、逆に下降していれば候補から外します。
下向きの場合は私は一旦見送りますが、今後上向きになる可能性もありますので、モニタリングしておきましょう。
ただし、上向きになる前に投資することで大きく利益を得られる可能性もあります。
私はとにかく損したくない&めちゃ慎重なので(笑)上向きになるまでは投資しません。
ここの判断は個人差があると思うので、他の方の意見も参考にしてください!
上がり方が急すぎない?
成長株のチャートをチェックするときにもう一つ重要なのが「株価が短期間で急上昇していないか」という点です。
特に成長株では、一時的に大人気になりすぎて株価が上がりすぎることがあります。
それを確認するのに必要なのがボリンジャーバンドと、25日平均移動線乖離率です。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドというのは、株価の上がりすぎや下がりすぎを簡単にチェックできるテクニカル指標のことです。
私は、主に株探でチェックしています!
例えば、下記の画像をご覧ください。
指標のボリンジャーバンドをチェックすると、このような線が出現します。
統計的には、ほとんど(約95%)の株価がこの±2αと書かれている青い線の中に収まると言われています。
つまり±3αまで到達するのはかなり稀で、いずれ±2αまで戻ってくる可能性が高いと言えます。
よって、候補の株が+3αの近くにいるときは見送り、株価が2αまで下がるのを待ったほうが手堅いと言えるでしょう。
25日平均移動乖離率
短期的な指標で最もよく見ているのが、この25日平均移動乖離率という指標です。
正直、ここが一番めんどくさいというか、ちょっと分かりにくいところかも?
この指標では、株価が下落するタイミングをチェックします!
例として、こちらのチャートをご覧ください🙏🏻
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、赤い矢印のポイントに注目してみてください。
こちらの企業の場合は大体、15〜20%の乖離率に近づくと株価が下がる傾向にあるようです。
つまり、この画像の企業に投資したいな〜と思ったら、乖離率が少なくとも15%以下へ下落しているタイミングを狙った方が利益を得られる可能性が高いと言えます。
逆に「15%を超えていれば株価が加熱ぎみ」ということです!
過去1年間ぐらいを遡り、その企業の値動きのクセを見つけて買うタイミングを見極めましょう!
STEP4:あとは買うだけ!
やっと買うところまで来ました笑
買うときはささっと成行注文で買ってしまいましょう〜♪
ここで大事なことは以下の2点です!
- 市場の雰囲気はどう?→「日経平均株価が3万円台回復!」とかいいニュースで溢れているのか、それとも「コロナ禍で業績落ち込む!」のような落ち込んだ雰囲気が流れているのか?株価はものすごく雰囲気に左右されるので注意が必要!
- 決算発表1週間前後は買わない方が安全→決算発表前後は、いろんな要因で(仮に成績が好調だとしても)株価が下落するときがあるので手を出さない方が安全!慣れてきて読めるようになれば手を出せるかも?
めちゃくちゃ大まかにいうと上記のような感じです!
良い成長株の銘柄は、そんなにたくさんあるわけではないので、せっかく見つけたチャンスを逃さないように💓
さいごに
本日は大事なことが多すぎて、長くなりました笑
短期投資に興味がある方は参考にしていただけると嬉しいです♪
お付き合いいただきありがとうございました〜🥺💌
それでは、またお会いしましょう〜👋
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