みなさまこんにちは!
本日は、私の大好きなYouTubeアメージングジャパンから面白いタイトルが発表されました。
それはこちら!
日本は憲法第9条に基づき、国際平和のために戦争や紛争を放棄しています。
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本国憲法第2章 第9条
そのため、あくまで防衛対策として自衛隊やその他の武器を保持するようになりました。
その中で2022年注目されているのがレールガンと高出力マイクロ波照射装置です。
この2つがどのようなものなのか、早速見てみましょう!
※防衛省HPや自衛隊情報まとめサイトなどを主に参考にしつつ情報を補足しました※
〜目次〜
最新兵器①「レールガン」
レールガンとは、火薬ではなく電磁気力(ローレンツ力)で加速して弾丸を打ち出す機械のことを指します。
実はレールガンはアメリカも開発していたのですが、2021年6月に断念しました。
日本はもともとJAXAによる宇宙船開発時に1980年からレールガンの開発に取り組んでいました。
そのためアメリカが躓いた「アーク放電」という問題をあっさりと克服して、レールガン開発の先頭を走ることになりました。
日本のレールガン開発はと言うと、1980年代から行われていたのだが、軍事的目的ではなく現在のJAXAによる宇宙船開発のために研究されていたのだ。
兵器としての開発には出遅れたのだが、本格的な開発に2016年から参入したにも関わらず、アメリカでも克服が困難だった「アーク放電」という問題をあっさりと克服して、レールガン開発の先頭を走ることになったということだ。
これも宇宙船開発時代からの地道な努力が役立っていることは言うまでもない。
自衛隊応援クラブ
その特徴やメリット・デメリットを見てみましょう!
レールガンの特徴やメリット
- 弾丸を電磁気力で高速発射できる
- 弾丸が小さく済むため、探知・迎撃が困難
- 電流の強弱で弾丸の速度を操作可能
- 連射が可能
- コスパがいい
防衛装備庁の実験では、レールガンから発射された弾丸は秒速2297m(およそマッハ7)を記録したこともあります。
光の速度の7倍!すごい速さです!!
連射が可能で、射程が長いため、敵から攻撃されにくい遠方からの攻撃が可能です。
またレールガンの威力は、弾丸が持つ運動エネルギーに比例するため、弾丸が小さくても大きな威力を発揮します。
電流の強弱で速度調整ができるのも魅力です。
加えて戦闘機や戦車などと比べても、1発当たりのコストも安くコスパも最強!
ではなぜ、こんなに素晴らしいレールガンは、まだ実用化されていないのでしょうか?
実は実用化までは、まだ課題が残っています。
レールガンの課題やデメリット
2022年現在の日本では、レールガンを開発して弾丸を発射するところまでは開発が進んでいるものの、その先に課題があります。
- 蓄電システムの開発が追いついていない
- 現状では4分間のチャージ時間が必要
- 電気を通しやすく頑丈な素材が必要
レールガンを実用化するためには、それだけ大きな電気エネルギーが必要になります。
しかもこのレールガンは瞬間的にこの電力が必要となるため、かなり大きな蓄電システムが必要です。
2008年1月の試射では、1回打つのに4分間のチャージ作業が必要になったそうです。
そのため、システム上は連射が可能でも、実際には4分おきにしか打てないことになります。
2022年現在では、レールガンのための電力供給システムを開発中なのだそうです。
噂では小型原発を使うとか使わないとか…
また、電磁気力を最大限発揮するためには、それだけ電気抵抗率が少ない素材を使う必要があります。
ちなみに最も電気を通しやすい素材は銀ですが、銀は耐久性があまりありません。
銀ぐらい電気を通すかなり頑丈な素材があれば、レールガンの威力はさらに伸びるでしょう。
レールガンの実用化が進めば、日本は高い戦闘能力・防衛能力を持つ国へと一変=ゲームチェンジャーとして、世界中から注目を浴びることになるでしょう!
ちなみに焦った中国やロシアは、この開発に難色を示しているようです(💓)
最新兵器②「高出力マイクロ波照射装置」
もう一つのゲームチェンジャーになりうる最新兵器は、高出力マイクロ波照射装置です。
こちらは対ドローン対策として、非常に有効な兵器であると言えます。
特にお隣中国はドローン大国ですからねえ💦
では高出力マイクロ波照射装置がいかにすごいものなのか、特徴やメリット・デメリットを見てみましょう!
高出力マイクロ波照射装置の特徴やメリット
- 軍用ドローンの飽和攻撃対策が可能
- 砲弾のような弾切れリスクがない
- 光速で広範囲に照射可能
- 位相配列方式により、マイクロ波の方向転換が容易
- 車両や戦艦・戦闘機に搭載可能
- 北朝鮮からのミサイルの迎撃なども可能
軍用ドローンによる飽和攻撃を防ぐのに有効なのが高出力マイクロ波照射装置です。
飽和攻撃とは、一度に何千・何万ものドローンが一度に襲ってくることです!💦
これを高出力にすると、マイクロ波が対象物のアンテナや電磁的隙間から侵入し、電子的機器を破壊・故障させることができます。
強いマイクロ波をビーム上に照射することで、ドローン内部の電子制御システムを破壊したり誤作動させることができるのです。
実際の実験でも、高出力マイクロ波を照射されたドローンは、間も無くプロペラを停止させています。
読売新聞オンライン
また、通常の砲弾などでドローンに対抗するには弾切れのリスクがありますが、高出力マイクロ波ではエネルギー源さえあればそのリスクがありません。
高出力マイクロ波照射装置は、照射対象に光速で到達する上に、ビーム照射範囲が広いため命中率が高いです。
また方向転換の際は、装置の向きを変えなくてもマイクロ波の照射方向を変えるだけで変更できます。
それは位相配列方式(=フェーズドアレイレーダー)を採用しているためで、別方向からの攻撃にも素早く対応できます!
加えて弾丸が不要であるため、低コストで運用が可能な点や、車両などに搭載すれば移動も可能、ミサイルまで迎撃可能というまさにいいこと尽くめ!
ではこの夢のような装置のデメリットは何なのでしょうか?
高出力マイクロ波照射装置のデメリット
- ドローンが電磁シールド加工されていた場合の影響力が未知数
- マイクロ波の経路上の水蒸気にエネルギーが吸収される
高出力マイクロ波照射装置のデメリットは、ドローンが電磁シールド加工されていた場合に効果がどれほどあるかということです。
電磁シールド加工されていても、それを上回る電磁力を照射すれば問題ありません。
しかしこれから先どこまでドローン技術が進むかは未知数です。
そのため照射してもドローンへ与えられる影響が少なければ、攻撃をうまく回避できなかったり、あるいはタイミングがずれて民家にドローンが墜落するなどの可能性も否めません。
加えてマイクロ波の照射経路上の水蒸気の影響を少なからず受けてしまいます。
水蒸気にエネルギーが吸収されることで、本来のエネルギーが発揮できない可能性も否めません。
しかし、ドローンなどはかなり接近して攻撃・偵察するため、近瀬越防御においてはあまり問題がないと考えられます。
日本は平和主義国家であり、積極的な武器を持たないため守りを常に強化しなければなりません。
ここ最近は中国やロシアなどがドローン兵器の開発に力を入れており、小型化・高性能化が非常に進んでいます。
特に中国では、偵察用ドローンで戦闘機部隊へ情報を送るなど軍事演習で実際に使用されています。
ミサイルを搭載可能な「雲影」ステルス戦闘ドローンと言われるものも開発しており、中国はまさに世界一のドローン大国です。
また中東などでは自爆ドローンをイスラエルなどで大量に製造し、実際に戦争で使われています。
このような背景から、高出力マイクロ波照射装置は最先端の日本の防衛対策として、世界中から注目されているのです!
まとめ:アメリカが断念した最新兵器を日本が作った!?
ここまで読んでくださりありがとうございます。
長くなりましたのでまとめます。
- 最新兵器であるレールガン・高出力マイクロ波照射装置はゲームチェンジャーになりうる
- レールガンのメリットは電磁気力で発射する、弾丸が小さく探知・迎撃が困難で安価、連射が可能という点が挙げられる
- レールガンのデメリットは蓄電システムが不可欠・現状4分間のチャージが必要で連射が困難な点が挙げられる
- 高出力マイクロ波照射装置のメリットはドローン飽和攻撃への対応が可能、弾切れリスクがない、光速で広範囲に照射可能、方向転換が容易、車両などに搭載して移動が可能、ミサイル迎撃も可能という点が挙げられる
- 高出力マイクロ波照射装置のデメリットはドローンの電磁シールド加工による影響、経路上の水蒸気の影響が挙げられる
少しでも参考にし、日本をもっと好きになってもらえると嬉しいです!
動画ではアニメーションでわかりやすく解説してくれています!
【海外の反応】「ゲームチェンジャーだ」日本の電磁レールガン実用化へ!最新兵器の性能に海外がびっくり仰天
これからも日本の良さを深め、もっともっと日本大好きになりましょう💓
最後までご覧いただきありがとうございました!
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