〜目次〜
言わずもがな、生きづらい現代社会
みなさまこんにちは!
心身ともに丈夫すぎる女amuuです😈
突然ですが、皆様の職場にはうつ病などの精神疾患で仕事を休んだり辞めたりした方はおられますか?
先日の記事にも書いた通り、現代社会は生きづらくなってきており、無理ゲー化しています。
特に、他人に言われたこと・周囲の環境などに振り回されている人というのは、本当に生きづらそうだな〜と感じます💦
この世界は天国か地獄か?おすすめ本「無理ゲー社会」を要約!そしてこの無理ゲーのような現代社会では、多くの人がうつ病などに苦しみ、そしてなんとか頑張って職場復帰できたとしても、上司が満足できるような結果が出せず、迷惑になっていると感じて退職してしまう方が後を絶ちません。
私が今まで勤めた病院では、毎年1病棟に1〜2人はうつ病などを発症して辞めていました。
新人看護師の場合が多いですが、中堅看護師でも積もり積もってうつ病を発症し、突然退職される方もいました。
と言うわけで本日は「うつ病で職場復帰するのは迷惑なのか?」と言うテーマで、一般的な意見・わたしの意見両方をご紹介するとともに、職場のうつ病人への接し方や対応方法についてまとめました!
少し重いテーマですが、明日は我が身かもしれません。
あなたが発症しなくても、あなたの大事な人が発症する可能性は十分あります。
ぜひ、皆さんも一緒に考えてみてくれると嬉しいです!
うつ病は100人に6人が経験する病
厚生労働省の調査によると、うつ病は100人に6人が発症する病だそうです。
うつ病とは気分障害の一つであり、一日中気分が落ち込む、何も楽しめないといった精神症状とともに、不眠、食欲低下、易疲労などの症状が現れ、日常生活へ支障が生じている場合には、うつ病の可能性があると言われています。
そして実は、うつ病の原因というのははっきりわかっていないのが現状です。
うつ病の患者様には脳の働きに何らかの不調が生じていると考えられていますが、正確な原因は解明されていません。
またうつ病の背景には、ストレスが指摘されることが多いですが、辛い体験や悲しい出来事のみならず、結婚や進学、就職、引越しなどといった嬉しい出来事の後にも発症することがあります。
なお、体調不良や身体的な疾患、薬が原因となってうつ状態が生じることもあります。
ではうつ病に関してなんとなくわかったところで、続いては本題である職場のうつ病さんへの意見を見てみましょう!
あなたはどの意見が、一番しっくり納得できますか?
ぜひ一緒にチェックしてみましょう〜♪
職場におけるうつ病の人への意見をまとめてみた
職場の方々や自分の知人(合計30名)に職場にいるうつ病さんに対するイメージを聞いてみました!
大まかに分けるとこのような感じです。
- 迷惑派:急に休んだり、シフト変わったりこっちの身にもなってほしい。有給だってこっちは取れないのにうつ病の人は取れるなんて不公平だ。(11/30人)
- 同情派:かわいそうだな〜と思う。家庭環境とかが複雑だと本人だけの理由じゃないこともある。真面目な人ほどなりやすい気がする。不器用なだけだと思う。(4/30人)
- トラウマ派:昔お局にマークされて虐められてうつ病になった子がいた。あれは本人じゃなくてお局が悪いと思う。上司が悪くてうつ病を発症した人はトラウマになって同じ仕事は復帰できなさそう。(4/30人)
- 真面目派:仕事は休むのに、遊びはきっちりする(SNSとかにアップする)うつ病の人がいたので仕事に対する考えが甘いというイメージ。社会人は給料が発生するんだから、折り合いつけて仕事するのが当たり前だ。自分は淡々と仕事をして、うつの人はほっとけばいいと思う。(11/30人)
30人の意見を大まかに分類するとこんな感じでした!
皆様どう思われますか?
私はこの中なら「真面目派」の意見が強い人です(ちょっと以外?笑)
ただ私は仕事が好きで楽しめるタイプなので、しんどい仕事を無理に続けろとは言いませんが…
上記の意見を見てわかるように、うつ病に対する意見は(自分を含めて)辛辣な意見が多いです。
辛辣な迷惑派と真面目派が合計22人であり、割と優しい同情派やトラウマ派は合計8人となっています。
あくまで私の周囲にとったアンケートなので、バイアスがありますがご了承ください🙏🏻
そして実は私、このアンケートを取るまで辛辣:優しい=50:50ぐらいかと勝手に思っていたので、社会は厳しんだな〜と痛感しました笑
しかし、このアンケートには続きがあります。
それが実は、うつ病の人が職場復帰する大きな落とし穴になっているかもしれません。
というわけで次のテーマである「うつ病の人への接し方」へ移りましょう!!
落とし穴!うつ病の同僚へのおすすめ接し方は?
実は、先程のアンケート結果には1つ大きな落とし穴があります。
それがこちら!!
なんと、30人のうち1人しかうつ病の人に本音を言う人がいなかったのです。
辛辣派の人々に理由を聞くと「だって自分のせいで鬱がひどくなったと言われたら余計に困るから」「オブラートに包むのもめんどくさいしわざわざ言う方がリスクが高い」との意見が!!
うつ病の人というのは自分のことで精一杯ですから、周囲を見る余裕はほとんどない方が多いと思います。
その上、周囲が意見を言わなければ、何が間違っているのか、何がいいのかも分からず、それがさらに疎外感を生み出して職場復帰がダメになる可能性があると考えます。
ちなみに私は腹黒ですが、うつ病の人にはオブラートに包んで考えを伝えます笑
だって、言わないと永遠に気づかないでしょうし、言ってくれるうちが花だと思うからです。
腫れ物に触るような接し方をしても、誰も嬉しくありません。うつ病の人は疎外感を感じ、普通に働いている人は「こっちは我慢してるのに…」という不満がたまるだけ。
うつ病の人を特別扱いせず、話しかけ、仕事が多い場合はちょっと引き受けるぐらいの気遣いぐらいで十分かと思います。
協会けんぽのHPでは、山本晴義先生(医学博士 横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長)がこのように仰っています。
日本は特に「人に迷惑をかけてはいけない」と教え込まれますが、どんなに優秀な人も他人に迷惑をかけて生きています。おかげさまという考え方です。
迷惑をかけないようにするのではなく、自分が迷惑をかけられたときに恩返しするような気持ちが大事だと感じます。
心の健康は見えません。あなたにももしかすると、いつかうつ病の恐怖がやってくるかもしれません…
明日は我が身かも?
まとめ
さて、本日は職場のうつ病の人に対する一般的な意見・私の意見両方をご紹介するとともに、うつ病の同僚への接し方や対応方法についてご紹介して参りました。
長くなりましたので、軽くまとめさせていただきます♪
- うつ病は日本人の100人に6人が発症する病と言われており、あらゆる気力を奪う気分障害の1つである
- 職場のでうつ病者に対する意見は辛辣:優しい=約73:27であり、圧倒的に辛辣な意見が多い
- 職場でうつ病者に意見を言う人は約3%しかいない
- うつ病の人への接し方は特別扱いせず、暖かい声かけや少し仕事を変わってあげるなどお互いが無理せずに頑張れる程度がいい
まずは自分の周囲だけでも生きやすく過ごしやすい環境を整えたいです!
私はうつ病になったことはないですが、誰にでも本当の意味で優しくあれる人間でありたいと思います。
それでは本日は重いテーマですが読んでいただきありがとうございました〜!!
またお会いしましょう👋
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